空気の色

2003年12月28日
会いたがりな私は気づかない。
彼も私に会いたいと思っていた。
でも家庭があるので、がむしゃらに会いたい会いたいとはできないとのこと。

昨日はいきなり彼からのメール。
「仕事終わったらここ(彼の職場)まで遊びに来れる?」

彼の今日の仕事は焼き物だから、焼き物が出来上がるまで5時間、一人で暇してるとのこと。
行って2人で久々ゆっくりした。

そして翌日(今日)はお互い休みであることがわかり、彼はそのまま私の家に仕事後とまり、今日は初めて2人で休日を過ごした。

おいしい沖縄そば食べて、ゆっくり海をみながらうたた寝したりしゃべったり。

彼はここ数日、忘年会や仕事で残業続き、ろくに家にも帰れてないとのことで、「泊まらないで帰ったほうがいいんじゃない?」って恐る恐る聞いてみたけど、泊まりにきたいとのことで泊まりにきた。

すごく好き。のんびりしてるとこも、笑うつぼが同じとこも、少しえっちなとこも全部。

ずっと手をつないで寝た。
彼が好き。

さっき彼とバイバイしてきたけど、部屋の窓からはさっきまで彼といた海が見えて、夕日の微妙な傾き具合による空気の色も同じで、でも彼はいなくて、とってもとっても淋しい。

どうすれば淋しいなんていわず、自分にとってプラスになるようにできるだろう。

どうすれば「あーー幸せ」とため息の一つでもつけるほど、心に余裕持てるだろう。

「沖縄には一生いるの?」
「たぶん。」
「そんなに沖縄が好きやったの?」
「まーそんなに好きやったんは俺じゃないけどな」
「奥さん?」
「うん」

沖縄に住みたがる奥さんのために仕事もやめて沖縄に来て。
すごいよ。

私にはしてくれない。
でも、ここで比べてしまうのはおかしいとは思う。
でも比べてしまう。幸せだと思えば思うほど。

彼が好き。
今も外は、さっきまで彼といた空気と同じ色をしている。

こんな日を、どうもありがとう。

「手の平を差し出すと 差し出し返してくれる
相手がいることが しあわせに思う」

私は強くて優しい女性になりたい。

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